どう見てもおっさんなピカチュウが可愛い『名探偵ピカチュウ』
5月22日午後9時より地上波初放送となる『名探偵ピカチュウ』は、2019年に劇場公開された初の『ポケットモンスター』シリーズの実写映画です。
『ポケットモンスター』シリーズのピカチュウと言えば、人の言葉を喋らず可愛い声でピカピカと鳴くイメージですが、映画『名探偵ピカチュウ』では終始ピカチュウが言葉を喋り、その言動がおっさんということもあり公開前から話題となっていました。ピカチュウの声を演じるのは『デッドプール』などに出演しているライアン・レイノルズ、日本語吹き替え版には西島秀俊さんが担当しています。またピカチュウの可愛い動きも、おっさんな動きも、声を担当するライアン・レイノルズがモーションキャプチャで演じたものが元となったCGとなっています。なお、ピカチュウの声といえば大谷育江さんですが、ピカチュウが終始喋るため出番がないかと思いきや、少しだけいつものピカピカが聞けたりもします。
主人公ティム・グッドマンの日本語吹き替えを担当するのは竹内涼真さんです。竹内涼真はポケモントレーナー役としてカメオ出演もしており、ほんの一瞬ですが原作ゲームの主人公を彷彿とさせる姿で映っています。
『ポケットモンスター』シリーズ初の実写映画ということもあり、リアルに描かれるポケモン達の姿は可愛いともリアル過ぎて気持ち悪いとの声もありましたが、動きや表情など非常に細かいところまで表現されており、ポケモンファン必見の映画です。もちろんポケモンを知らない人でも大丈夫なように作られている映画ですのでポケモンを知らない人にもおすすめです。
2019年公開当時に映画『名探偵ピカチュウ』の全編がYouTubeに流出！？と話題になりましたが、実はその中身は1時間40分にもおよぶ延々とピカチュウが踊る動画という映画流出に見せかけたジョーク動画でした。ピカチュウがを演じるライアン・レイノルズさんもTwitterで動画を引用し「うーん、注目」と反応していました。
この動画を見るだけでもピカチュウの魅力がよく分かりますよ！
また英語版で見るとポケモン達の名前が日本とは違うことが分かります。例えばヒロインのパートナーポケモンはコダックなのですが英語ですとPSYDUCK(サイダック)となっています。鳴き声もサイダックと聞こえます。日本語と英語でポケモン達の名前や鳴き声がどう違うのかも楽しめます。
『名探偵ピカチュウ』Blu-ray&DVDセットにはピカチュウやポケモン達の魅力たっぷりの特典映像も
豪華版は特典ディスクに封入特典と盛りだくさんです。
メーカー特典ではしわしわ顔ピカチュウ生写真4枚セットが付いてきます。
【特典ディスク】
- 名探偵モード(本編再生中に、キャストや制作スタッフによるコメンタリーや、舞台裏映像、登場ポケモンの情報などがポップアップで出現!)
- 公開記念特番『竹内涼真 in ハリウッド完全版』
- 名探偵ピカチュウのダンス映像
- イベント映像集(製作報告会見/ワールドプレミア/初日舞台挨拶)
【封入特典】
- リーフレット(ライムシティに登場するポケモンたちを紹介!)
- オリジナルポストカード(5種セット)
- ライムシティ行きチケット
メーカー特典：しわしわ顔ピカチュウ生写真4枚セット
映画『名探偵ピカチュウ』の原作は3DSのゲーム
映画『名探偵ピカチュウ』の原作は、2016年に『名探偵ピカチュウ 〜新コンビ誕生〜』がダウンロード専用ソフトとして配信され、2018年に新たなシナリオを大幅に追加して発売されたニンテンドー3DS用ゲームソフト『名探偵ピカチュウ』です。
映画の原作となったゲームでももちろんピカチュウは中年男性の声で人語を喋ります。
初の『ポケットモンスター』シリーズの実写映画であえて中年男性の声で人語を喋るピカチュウを選んだのですね。
映画『名探偵ピカチュウ』には小説版もあります。
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