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【バルダーズ・ゲート3】初心者必見 FAQ よくある質問【攻略】

【バルダーズ・ゲート3】初心者必見 FAQ よくある質問【攻略】
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  1. 『バルダーズ・ゲート3』の初心者の方によくある質問の答え集です
    1. ゲームについて
      1. TTRPGって何?
      2. D&D ダンジョンズ&ドラゴンズって何?
      3. 主人公のデフォルトネームって何で「Tav」なの?
    2. キャラクター作成
      1. 難易度はどれがいい?
      2. キャラクリはオリジン?カスタム?
      3. 種族はどれがいい?
      4. クラスはどれがいいの?
      5. 背景はどれがいい?
      6. ステ振りのおすすめは?
      7. 技能はどれ?選べないのがある
    3. 戦闘
      1. ダイス?1d8?2d6?って何?
      2. 攻撃が当たらない!命中ってどうなってるの?
      3. ◯◯セーヴと書いてある呪文の命中判定 セーヴィング・スローって何?
      4. 命中率の上げ方
      5. 有利・不利って何?
      6. 遠距離クラスは高所を取る
      7. 移動速度が足りない!
      8. ダメージを増やしたい
      9. 前衛のクロスボウが弱い?武器を投げろ!
      10. 防御力ってどうなってるの?
      11. イニシアチブって何?
      12. 味方の行動順を変えたい
      13. 高いところから落としてしまえ
      14. 戦闘を有利に進める方法
      15. 特定のアクション・呪文が使えなくなった!
      16. 機会攻撃って何?
      17. 魔道士の手って何させればいいの?
      18. ポーションの効果を複数人に
      19. グループ化解除や隠れ身の注意点
      20. 経験値二重取り作戦
      21. ギミックをうまく活用しよう
    4. 探索
      1. 能力値判定成功のコツ
      2. 敵のレベルが高い
      3. 隠しアイテム発見等に失敗した時はやり直せるの?
      4. 書物や手紙は読んでみよう!
      5. 盗みってやっても平気なの?
      6. 盗みのコツ
      7. 一時的敵対
      8. 隠密状態から敵に発見される判定
      9. 大休憩、小休憩ってどんどんやっていいの?
      10. パーティメンバーがついて来てくれなくなった!
      11. キャラクターが走ってくれなくなった!
    5. 準備編
      1. レベルアップしよう
      2. ステータスの振り直しがしたい
      3. パーティメンバー間で経験値に差が生まれた
      4. アイテムを整理したい
        1. 袋を活用しよう
      5. アイテムを保管できる倉庫ない?
      6. 頭防具・頭装備の非表示
      7. 売買を有利にするには?
      8. アイテムを一括で売りたい
      9. 商品の補充タイミングと商品の内容の法則
      10. 汚れや血を落として綺麗になりたい
      11. 血液不足を治したい
      12. リアクションの行動を取るかどうか選択したい
      13. マルチクラスができない

『バルダーズ・ゲート3』の初心者の方によくある質問の答え集です

 2023年 Game of The Year(GOTY) 受賞の『バルダーズ・ゲート3』のゲームプレイにおいて、知っておくとお得なこと、初心者の方がよく疑問に思うことの答え集となっています

ゲームについて

TTRPGって何?

 テーブルトークRPG、またはテーブルトップ・ロールプレイング・ゲームとは、紙や鉛筆、サイコロなどの道具を用いて、人間同士の会話とルールブックに記載されたルールに従って遊ぶ対話型のロールプレイングゲームです。ビデオゲームのRPGの元と言われています。
 なお、TRPGと会話型ロールプレイングゲームはホビージャパンの登録商標です。

D&D ダンジョンズ&ドラゴンズって何?

 ダンジョンズ&ドラゴンズは、1974年に制作・販売されたアメリカのファンタジー・テーブルトークRPGです。世界で最初のロールプレイングゲームです。バルダーズ・ゲート3は、このD&D第5版のルールを元に作られています。

主人公のデフォルトネームって何で「Tav」なの?

 バルダーズ・ゲート3の制作会社 Larian Studios の創設者 Swen Vincke 氏の愛犬 Gustav からきているそうです。

キャラクター作成

難易度はどれがいい?

 雑魚戦でも苦戦するようなゲームですので、このタイプのゲームが初めての人には「探検家」をおすすめします。難易度は後で変更できるので、簡単だと思ったら難易度を上げてみましょう。

 ノーマル難易度だと思われる「冒険家」は、ゲームシステム理解度が低く通常攻撃以外のアクションや呪文をうまく使えない状態で、やっていることがただ敵を通常攻撃しているだけだと雑魚戦で普通に全滅します。同じ Larian Studios のゲームのディヴィニティもそうですが、このゲームは基本的に都合よく経験値になってくれる餌は用意されていません。全てが違う体験になる戦闘が用意されており、雑魚でさえプレイヤーを全滅させるポテンシャルを持っています。
 まったく同じ条件で戦闘をしたとしても、プレイする人のやり方次第で楽勝で勝つことも、一方的にやられることもあるゲームです。
 まずは慣れるまでは「探検家」でプレイし、ある程度ゲームシステムを理解してから「冒険家」でプレイするのがおすすめです。

 初めてこのタイプのゲームをプレイする方でも、戦略シミュレーションゲームが得意な方は最初から「冒険家」でもいけると思います。敵の偵察、戦闘前の初期配置など似ている部分があります。

キャラクリはオリジン?カスタム?

 キャラクター作成はカスタムをおすすめします。オリジンのキャラクターは独自のストーリーが用意されていますが、パーティの仲間として一緒に冒険ができますので、オリジンキャラクターのストーリーも堪能できます。唯一ダークアージだけは仲間になりませんが、特殊な設定なため初見プレイではおすすめできません。2週目に選ぶとまた違った体験ができると思います。

種族はどれがいい?

 前衛で強い種族は、クリティカル・ヒットが強いハーフオークや役立つアクションを覚えるギスヤンキです。盾の習熟がないクラスを選択する場合は、盾の習熟を得るためにヒューマンかハーフエルフがおすすめです。ですが好みの種族で問題ありません。注意点は、背の低い種族は移動速度が低いために前衛が不向きになっていることです。
 また種族はゲーム開始後クラスと違って変更できませんのでずっと付き合えるキャラを作りましょう。種族変更はできませんが、外見の編集は後からでもできるようになっています。
 種族に関して詳しくは↓

クラスはどれがいいの?

 このゲームは会話イベントでも能力判定があります。そのため会話能力に必要な魅力が高いことで強くなるクラスが主人公感が出るのでおすすめです。もちろんハーフオーク脳筋お馬鹿キャラ等で楽しんでも良いと思います。その場合は会話能力が高いパーティメンバーを操作して会話やイベントを行っていくと良いでしょう。
 魅力を必要とし前衛で戦えるパラディンがザ・主人公ポジションです。戦闘でも非常に強いクラスですのでおすすめです。
 魅力系のクラスは他に、バードソーサラーウォーロックがいます。会話能力ではLv.3で技能が強化されるバードが強いのですが、遠距離支援職なため初心者の方が操作すると、戦闘開始後即敵に接敵され不利になり、距離を離そうとして機会攻撃を喰らってピンチになるということが起こりやすいです。またバードは習得した呪文しか使用できない(非戦闘時に準備する呪文の入れ替えができない)ので、呪文の効果を理解していない最初はうまく扱えない可能性が高いです。

背景はどれがいい?

 前衛クラスなら「兵士」がおすすめです。背景の内容に応じた行動を取ると、ダイスの振り直しをできるインスピレーションポイントを得ることができるので選んだクラスに合わせて選びましょう。また会話系ではペテンと説得、威圧が役に立ちますので、カスタムキャラを会話担当にするのならそれらが含まれる背景を選ぶと良いでしょう。

ステ振りのおすすめは?

 選んだクラスによって大事なステータスが違うので、推奨で選ばれているステータスをよく見ましょう。基本的にこのゲームは特化が強いですので、一番大事なステータスを16か17にします。また能力値による修正値は偶数で増えていくので、12、14、16と偶数にするようにすると無駄がありません。
 耐久力はHPに影響し、精神集中呪文が切れるかどうかのセーヴィング・スローでも大事ですので、どのクラスも12以上にしておくのがおすすめです。敏捷力は1ターンの中でどれだけ早く動けるかのイニシアチブに影響し先手を取ったほうが良いことと、呪文の抵抗などでも敏捷力が使用されるので12以上がおすすめです。中装防具を着るクラスは14にしましょう。
 判断力が会話時の能力判定でよく出てくることや、状態異常呪文に抵抗するセーヴィング・スローの多くで判断力が使われるのでどのキャラも判断力は10以上にするのが良いと思います。
 能力値は後で100Gで振り直しできますので失敗しても大丈夫です。

技能はどれ?選べないのがある

 技能は選んだクラスによって選択できるものが変わります。探索で役に立つ知覚、会話で役に立つペテン、威圧、説得辺りがおすすめです。前衛なら運動も良いでしょう。

戦闘

ダイス?1d8?2d6?って何?

 1d8は、8面体ダイスを1回振るという意味で、2d6なら6面体ダイスを2回振るという意味です。
 例えばダメージが1~8・1d8となっていた場合、8面体ダイスを1回振って出た目がダメージの基本値となります。

攻撃が当たらない!命中ってどうなってるの?

 このゲームは何の工夫もしないと命中率は50%程度なんてことが当たり前に起こるゲームです。命中率を上げる工夫をしていないのなら、むしろ当たらないほうが普通です。

命中率の上げ方

 武器による攻撃の命中判定は、攻撃ロールによるダイスの目と対象のAC(アーマー・クラス)で決まります。攻撃ロールの数値は以下の式になっています。

攻撃ロール=1d20 + 能力修正値 + 習熟ボーナス + その他バフ等

 能力修正値は、筋力武器で攻撃した場合は筋力が参照され、敏捷力が筋力よりも高いキャラクターが妙技属性がついた武器で攻撃した場合は敏捷力が、弓などの遠距離武器も敏捷力が参照されます。能力値10の修正値0が基準となり、能力値が2変化する毎に能力修正値が±1されていきます。例えば筋力16の筋力修正値は+3です。
 習熟ボーナスは攻撃した武器の習熟がある場合にキャラクターのレベルに応じてプラスされます。習熟ボーナスはLv.1で+2、そこから4レベル上がる毎にさらに+1されていきます。Lv.9で最大の+4です。
 ダイスの出目にこれらの数値が加わった値が攻撃対象のAC(アーマー・クラス)以上だった場合に命中となります。ただしダイスの出目が1だった場合はファンブル(クリティカル・ミス)となり必ず攻撃が外れます。逆に20だった場合はクリティカル・ヒットとなり、必ず命中しダメージダイスが2倍になります。
 呪文の場合、詳細に「攻撃ロール」と書いてあるものは武器攻撃と同じ扱いになり能力修正値はそれぞれの呪文に設定されている能力(基本クラス準拠)を参照します、特殊なのは必ず習熟ボーナスが入るということです。武器で攻撃していないので、装備している武器は関係ありません。
 ◯◯セーヴと書いてある呪文の命中判定はこれらと異なります。

◯◯セーヴと書いてある呪文の命中判定 セーヴィング・スローって何?

 ◯◯セーヴと書いてある呪文の命中判定は攻撃ロールとは異なります。これらは攻撃側の難易度(Difficulty Class)を攻撃される側のセーヴィング・スローが下回った時に命中の判定となります。精神集中呪文が攻撃された時に途切れるかどうかの判定もセーヴィング・スローです。
 攻撃側の難易度(Difficulty Class)は以下の式で決まります。

難易度 = 8(固定値) + 能力修正値 + 習熟ボーナス + その他バフ等

 難易度(Difficulty Class)の固定値が8と低く、対するセーヴィング・スローは20面ダイスでその期待値は10.5ですので、最初から2.5負けています。そのためセーヴ判定の呪文は失敗しやすいです。その分強力な呪文ではあります。
 セーヴィング・スローはこれらの呪文等に対して振られるダイスで攻撃ロールと同じで1d20、その他のボーナスも攻撃ロールと同じです。また環境による状態変化時にもセーヴィング・スローが行われ抵抗できたかどうかが判定されます。
 また、セーヴで判定する呪文は攻撃側がダイスを振らないためにクリティカル・ヒットが出ませんので注意しましょう。

 味方にかける回復やバフは必ず成功しますが、なぜか◯◯セーヴと表記されている場合があります。これはおそらくバグか何かです。セーブ判定は行われません。
 また、睡眠等セーヴ判定でないデバフにも◯◯セーヴと表記されていることがありますが、これもバグか何かです。
 さらに「〇〇セーブ 攻撃ロール」と両方表記されている”呪文”は、おそらく攻撃ロールで命中判定が行われる呪文です。セーヴ判定は行われません。しかし「〇〇セーブ 攻撃ロール」と両方表記されている”武器攻撃”は、武器ダメージの命中は攻撃ロールで判定され、状態異常をセーヴ判定するものがありますので注意してください。

命中率の上げ方

 このゲームはその仕様上、攻撃が結構外れやすくなっているため命中率を上げることがとても重要です。命中率を上げる工夫を何もしていないのなら外れるのが当たり前と思って下さい。

 最初からできる命中率の上げ方に、隠密からの先制奇襲攻撃があります。隠れ身を実行し隠密状態から背後に近づき奇襲したり、敵の視野の届かない高所から隠密状態から遠距離奇襲攻撃をしたりで最初の一撃を有利にして攻撃できます。グループ解除を行い一人ずつ行動できるようにして、パーティメンバー全員で隠密奇襲攻撃を行えば最初から敵の数を1匹2匹減らした状態で戦闘を始められたりします。
 またシャドウハートが最初から覚えている「祝福」が命中率アップに有効です。

 その他にもクラス特有のアクションなどにも命中率を上げられるものが用意されています。アクションの説明をよく読んでみましょう。「攻撃ロールが有利になる」「攻撃ロールに◯◯のボーナスを与える」といったアクションで命中率を上げることができます。
 遠距離攻撃クラスは敵より高所にいれば命中率を上げることができます。

 武器選びの際には「武器強化+1」と書かれている武器を選ぶことで攻撃ロールが+1されるので、命中率が実質5%上がります。

 またステータスの振り直しを行って必要なステータスの見直しをしてみましょう。筋力参照の武器で攻撃しているなら筋力、遠距離武器で攻撃しているなら敏捷力、呪文で攻撃しているならそのクラスで参照される能力値が16以上になっているか確認しましょう。

呪文で参照される能力値 呪文発動能力

有利・不利って何?

 有利とは、ダイスを追加でもう1回振り高い出目を採用すること、不利とは逆に低い出目を採用することです。非常に効果が高いのでこれらの効果を得られるアクションは強力です。
 また有利不利は累積はせず相殺します。有利1と不利1なら相殺して何もなしになり、有利2と不利1でも相殺されて何もなしの状態になります。

遠距離クラスは高所を取る

 弓や呪文は、攻撃対象より高いところ(2.5m以上)から攻撃すると攻撃ロールに+2のボーナスが付いて命中しやすくなります。隠密を利用する等して戦闘開始前から有利な高所を陣取りましょう。
 また登ることができる箱を集めておいて、積み重ねて置いて即席の高台を作ることができます。とても役に立つテクニックですので覚えておくと良いでしょう。道中の箱は中身を取った後にしっかり回収しましょう。箱は重いので必要分以外は野営地に送りましょう。
 遠距離攻撃や呪文は、敵が近くにいるとペナルティを受けてしまうので、立ち位置がとても重要です。偵察して敵の配置を確認してどこが有利に戦えるのか、壁役の前衛はどの位置がよいのか等考えて立ち回ると戦闘をより有利に進めることができます。

移動速度が足りない!

 移動速度が足りずに1ターンで敵に接敵できないような時は、ジャンプを使用して移動距離を増やしましょう。ジャンプは移動速度を3m消費して筋力依存の距離をジャンプで移動できます。筋力が高ければ3m以上移動できますので普通に移動した時よりも多く移動できます。また高いところに移る時にも使えます。

ダメージを増やしたい

 序盤からできるダメージの増やし方に「武器を浸す」があります。これは燃えている床等にボーナス・アクションの「武器を浸す」を行うことで、武器に属性ダメージ追加するというものです。一番最初のプロローグの脱出ステージから利用できます。
 「ろうそく」を手に入れれば、戦闘中に「ろうそく」を落とし火を付けて「武器を浸す」ことで武器に火属性ダメージを追加できます。アイテムを落とす行為や、拾う行動はアクション等を使用しないので、常に「ろうそく」を持ち歩くことでいつでも武器に火属性ダメージ追加できるようになります。火以外にも武器を浸すことができるのでいろいろ試してみましょう。

前衛のクロスボウが弱い?武器を投げろ!

 前衛クラスはほとんどが筋力タイプですので、近接攻撃ができない時に敏捷力を参照する遠距離攻撃武器の弓やクロスボウを使っても命中率が低いですしあまり良いダメージが出ません。そんな時は武器を投げてみましょう。投擲の属性が付いている武器は投げて武器ダメージで攻撃することができますので、道中で拾った使用していない武器を投げてみましょう。投擲のダメージは基本的に筋力を参照しますのでクロスボウより良いダメージが出やすくなります。投擲属性が付いていないものは距離や重さに影響されますが1ダメージになってしまうことが多いので注意です。
 投げた武器は死の淵に消え去りでもしていなければ回収できますので安心して下さい。なお敵も投げてきますのでやり返されたりします。

防御力ってどうなってるの?

 このゲームに防御力はありません。AC(アーマー・クラス)は回避の高さになっています。

イニシアチブって何?

 イニシアチブは戦闘でより早く行動するための能力です。イニチアチブが高いと1ターンの中でより早く行動できるようになります。敏捷力が高いとイニシアチブも高くなります。

味方の行動順を変えたい

 このゲームには共有イニシアチブというものがあり、ゲーム画面上部の行動順の表示で味方キャラの枠が絡み合うような表示になっている場合、そのキャラクター同士は行動順を自由に変更できるようになっています。一人がボーナス・アクションを取ってから別のキャラに操作を変えてアクションを実行してから最初のキャラに戻ってアクションを行うなんてこともできるようになっています。先にバフ・デバフ系のものをかけてから攻撃すると良いでしょう。

高いところから落としてしまえ

 ボーナスアクションに「突き飛ばし」というものがあります。これは敵から逃げたいけど機会攻撃が嫌な時などにも使えますが、高いところから敵を落とすことにも使えます。邪魔な高台にいる敵を突き落としたり、崖から突き落として落ちた先が死の淵なら確定で死亡になります。「突き飛ばし」意外にも「雷鳴波」などノックバック効果のある呪文もあります。死の淵だと死体を回収できないのでアイテム回収ができなくなりますが。
 「突き飛ばし」の成功判定は、相手の運動か軽業で決まる難易度とこちらの筋力修正値のダイスで決まります。隠密状態からなら成功しやすいので、隠密プレイをしている方には特におすすめです。

戦闘を有利に進める方法

 まず敵を発見したからといって馬鹿正直に全員で突っ込むのをやめましょう。全員で移動して敵に突っ込むと、当然ながら遠距離で戦うクラスも敵から近い位置で戦闘が始まってしまいます。パーティの位置関係も近いために範囲攻撃を全員で喰らいやすく不利なことだらけです。なのでまず

1.偵察して敵の位置関係を知る

 隠密を利用したり使い魔を利用したりして敵を偵察をしましょう。戦闘場所の把握も大事です。当然偵察役はパーティからグループ解除を行い一人で偵察を行います。残りのメンバーは離れて待機しましょう。近すぎると戦闘が始まった時に巻き込まれて意味がなくなってしまいます。

 これはシミュレーションゲームにおける斥候を放って敵の情報を探ったり、敵の位置関係や戦力を探るのに似ています。

2.前衛一人で会話を試みる

 戦闘になりそうな相手でも実は敵でなかったりしますので、いきなり攻撃するのはあまりよろしくありません。そのためとりあえず耐久力の高い前衛が一人で行き、会話を試みてみましょう。マップで赤色のマーカーなら問答無用で戦闘に入る敵であり、黄色は中立の対象です。黄色でも会話後に問答無用で戦闘になることもあります。

3.全員で隠密状態からの奇襲攻撃

 相手が敵だと分かっている時や、一人で行った前衛が戦闘開始になった時は、残りのパーティメンバーは隠密状態で一人ずつ戦闘配置に付いて奇襲攻撃をしましょう。隠密状態からの攻撃は攻撃ロールが有利になるので命中しやすいです。後衛は敵から距離を取りやすい高台に陣取り高所ボーナスを得ましょう。このために偵察が重要になってきます。
 前衛でも敵の視線をうまく掻い潜って近接攻撃を仕掛けることができたりします。また高台の嫌な位置にいる敵を狙ったり、突き飛ばしや雷鳴波等のノックバック効果のある攻撃で落としたりするとより効果的です。バーバリアンなら軽い敵を掴んで他の敵に投げつけることもできるでしょう。この辺りは敵の視線誘導の方法などが分かってくればよりうまく先制攻撃を仕掛けることができるようになっていきます。

 会話などせずに隠密からの奇襲攻撃で戦闘が開始した場合は、相手が(耐性がなければ)「驚き」状態になり、1ターンの間何もできないので、実質2ターン分こちらが先制攻撃できます。ちょっとした敵ならこの2ターンで無傷で倒せたりしますのでとても有利な戦い方です。
 ターン制モードに移行してから隠密状態で奇襲攻撃をしてみましょう。

 ここでのパーティメンバーを別々に動かして有利な場所を陣取ることは、戦略シミュレーションゲームにおける味方の初期配置の決定に似ています。

4.HPが低いやつから倒して数を減らす

 このゲームはアクション一つの重みが大きいため、敵が1体多いか少ないかだけでも大きく被ダメージが変わってきたりします。そのためまずはHPが低い倒しやすい敵から倒して数を減らすことが大事です。また厄介な呪文を使ってくるキャスターも先に倒したほうが良く、彼らは基本HPが低めですので優先撃破目標となっています。

5.状態異常が強い

 このゲームは状態異常がかなり強力です。能力が強化されるバフも強力なのですが、多くのデバフである状態異常はセーヴィング・スロー判定を超えないとかからないため、その分強力なものが多いです。例えば序盤から使用できる「睡眠」は判定がHPだけですので耐性がなければ確定で眠らせることができ、睡眠状態の相手には近接攻撃が確定クリティカル・ヒットになるためダメージがかなり出ます(呪文でも1.5m以内から攻撃ロール型のもので攻撃すればクリティカル・ヒットになります)。他にも非常に有効なデバフが多数用意されているのでうまく活用していきましょう。

6.敵の配置が嫌な時は移動させる

 敵の偵察をしたら、配置がすごく嫌らしくて戦闘が不利!な場合もあります。そんな時は初級幻術等敵を誘導できるアクションを使って敵を移動させてみましょう。
 敵が移動したらすぐに行動できるように敵に見つからないギリギリのところで待機し、敵が移動したら即行動を開始します。場合によってはターン制モードに移行したほうがやりやすい場合もありますので、その都度最善の方法を模索しましょう。時にはフィールドにある仕掛けを使うことで敵を動かしたりできる場合もあります。

 いろいろと説明しましたが、やはり一番大事なことはアクションや呪文、アイテムの詳細説明をしっかり読んで効果を理解することです。大休憩まで効果のあるバフは毎回大休憩後に使用して強化したり、敵の情報を見て抵抗を持っている攻撃は避け、脆弱を持っている属性の攻撃を選択したりと、敵を知り己を知れば百戦危うからずです。

特定のアクション・呪文が使えなくなった!

 アクションの中には、小休憩や大休憩をしないと再使用できないものがあります。詳細を確認してみましょう、
 呪文も呪文スロットを使い果たしていると呪文スロットを使用する呪文は使えなくなってしまいます。野営地で大休憩して回復しましょう。
 また習熟がない重装防具等を装備していると呪文が使えなくなります。防具は必ず習熟があるものを装備しましょう。盾も習熟がない状態で装備すると呪文が使えなくなります。

機会攻撃って何?

 機会攻撃とは、近くにいる敵が離れていくとリアクションで近接武器攻撃するものです。プレイヤー側が近くにいる敵から逃げようとする時にも行われますので、敵に接近されたくないレンジャーやキャスターは特に気をつけましょう。
 機会攻撃は近接武器攻撃で行われるため、現在の所持している武器が弓などの遠距離武器の場合は機会攻撃が発生しません。味方が機会攻撃できそうな時に、遠距離攻撃をして遠距離武器を所持している時は近接武器に切り替えてからターンを終了させると良いでしょう。
 リアクションは1ターンに一度だけ行うことができます。なので、すでに敵が機会攻撃などをしてリアクションを消費してしまっているのならば、機会攻撃をもつ敵の近くをいくら彷徨いても機会攻撃は発生しません。

魔道士の手って何させればいいの?

 レイゼル等様々なクラスが習得できる「魔道士の手」は、とても便利な召喚術です。この「手」はアイテムを投げることができるので、武器を投げて武器ダメージを与えたり、ポーションを投げて回復したりできます。アイテムを落とす行為にはアクションを消費しないので、投げさせたいアイテムを事前に落としておきましょう。また遠くにあるレバーを操作することもできるので道中の攻略もぐっと楽になります。
 「魔道士の手」は、素手攻撃、飛行(18m)、投げ、突き飛ばし()、隠れ身()、召喚解除()が使えます。
 ギスヤンキの魔道士の手は特別製で透明になっています。チャージも大休憩を必要とします。

ポーションの効果を複数人に

 ポーション(水薬)類は、投げて地面に叩きつけて割ることで飛び散った薬の範囲にいるすべての対象に効果を付与します。戦闘後などでポーションで回復する時は全員集まって水薬を地面に叩きつけて割りましょう。回復値が分散するようなこともありませんので、アイテムの節約になります。操作キャラを変更するなどしてうまく移動させて密集させましょう。ただし全てのポーション(水薬)類でできるわけではないので初めて使うポーションではセーブ推奨です。

グループ化解除や隠れ身の注意点

 キャラクターを別々に行動させることが可能になるグループ化解除をしていて離れた場所にパーティメンバーがいる時や、敵から発見され難くなる隠れ身状態のキャラクターがいる時に戦闘が開始された場合、敵に見つかっていないキャラクターは戦闘状態に入っておらずターン制モードにもなっていません。そのため戦闘に突入したキャラクターでターンを終了しても、当然ながら戦闘状態に入っていないキャラクターにターンは回ってきません。
 戦闘状態に入っていないキャラクターを戦闘に参加させたい場合は、操作キャラクターを変更して行動させましょう。敵に見つかっていないことを利用して、隠れ身を行ってから敵に近づき攻撃ロールを有利にして攻撃すると良いでしょう。

経験値二重取り作戦

 バルダーズ・ゲート3は、最高レベルが12と高くないので、無理に経験値を稼ぐ必要はあまりありませんが、なるべく早くレベルアップする手段として経験値を二重取りする方法があります。
 このゲームは会話で戦闘を回避できる場合があり、戦闘を回避できた場合でもしっかり経験値は手に入ります。戦うはずだったNPCはその場から去って行ってしまったりするのですが、会話が終了した時点で素早くターン制モードに移行し、攻撃します。すると当然ながら敵対するので戦闘が始まるのです(一撃で倒してしまうと残りのNPCが敵対しないこともあるようですが、別のNPCを攻撃すれば戦闘が始まります)。すでに経験値が手に入っているので倒しても経験値が手に入らないかと思いきや、倒すとしっかり経験値が手に入ります。
 この方法で多めに経験値を手に入れることができるので、早めにレベルアップしてこの先の戦闘を楽にすることができます。
 なお、戦闘回避後もその場に留まり続けるタイプのNPCたちは戦闘で倒しても経験値が追加で入らない場合があります。
 ちなみに戦闘を回避した場合の経験値と戦闘して倒した経験値が同じとは限りません。その時々によって変わります。↑の動画では倒したほうが経験値が多くなっています。

ギミックをうまく活用しよう

 バルダーズ・ゲート3には、戦闘を有利または不利にするような仕掛けがいろいろ用意されています。うまく使うと苦戦する戦闘が一気に楽になったりしますので、よく観察して何ができるか考えてみましょう。

探索

能力値判定成功のコツ

⚠会話などのダイスを全て成功させないといけないと思いこんでいる方が時々いるようですが、そんなことはありません。会話バリエーションのためのフレーバー的な部分も多いですし、場合によってはダイスロールの選択肢を選ばないほうが都合が良い結果になる場合や、失敗でも何の問題もなかったりする時もあります。まずは結末を見てから気に入らなかったらロードしてやり直す程度にしておかないと、ロード時間の数だけ無駄な時間がかかることになります。また操作キャラクターを変更することで会話の再挑戦が出来る場合もありますので、ロードする前に試しましょう。

 会話の選択肢で[説得][威圧][ペテン]などを選ぶと発生するダイスロールで成功するには、まずキャラクターの能力にあった選択肢を選ぶと良いでしょう。[説得][威圧][ペテン]はすべて魅力が参照される判定ですので魅力が高いキャラクターが会話では有利になります。また[説得][威圧][ペテン]は別々の技能ですので習熟も別々にあります。習熟があるとその分だけボーナスが追加されるので、習熟がある選択肢を選ぶか、一番数値が高いキャラクターで行うのが良いでしょう。
 また呪文などによって追加ボーナスを付与することもできます。初級呪文の「導き」は能力値判定に1d4のボーナスを追加してくれます。使用できる味方が近くにいれば追加ボーナスとして使用できますので、誰か1人は「導き」を使用できるのが好ましいです。初級呪文は呪文スロットを消費しませんのでどんどん使いましょう。
 その他にも初級呪文の「友情」は非敵対的な相手への魅力判定が有利になる呪文です。魅力系の能力値判定が有利になるのでかなり効果が高いです。しかし効果が切れて呪文を使用されたことに気づかれると、相手の態度(好感度)が低下したり、難易度設定が高いと敵対する場合があります。
 同じく初級呪文の「小奇跡」は威圧と芸能判定が有利になる呪文です。こちらは使用できるクラスがクレリックだけで自身にしか付与できず、その他に亜種族のザリエル・ティーフリングしか使用できませんのであまり出番はありませんが、もし使用できる時は積極的に使用していきましょう。

 またレベル2呪文の能力強化は任意の能力1つの能力値判定を有利にすることができます。レベル2以上の呪文スロットを消費するので多用はできませんが、ここぞという時には使用して成功を目指すと良いでしょう。

敵のレベルが高い

 レベル差があるなら他にレベルの低い敵がいる場所があると思います。他の場所も探索してみましょう。雑魚で2レベル差があると辛い戦闘になります。

隠しアイテム発見等に失敗した時はやり直せるの?

 判定はキャラクター毎に行えるので、より適正能力の高いキャラクターを連れてバフ等を利用して再チャレンジしてみましょう。事前セーブも忘れずに。

 地面に埋まっている宝箱は、「盛り上がった土」を発見できなくてもシャベルで直接地面を指定することで掘り出すことができます。

書物や手紙は読んでみよう!

 戦利品の中には、本や手紙があったりします。これらのアイテムを選択してサブコマンドから「読む」を選択することで中身を読むことができます。中には攻略のヒントやお宝の場所が書いてあったりしますのでしっかり読んでいくことをおすすめします。お宝の場所が書いてあった場合はマップにその場所が表示されるようになったりします。

盗みってやっても平気なの?

 大丈夫です。捕まってもなんとかなります。戦闘になって商人をやってしまうと当然ながらその商人はいなくなって購入できなくなりますので注意しましょう。
 アスタリオンを盗み特化に育てて盗みまくると難易度がぐっと下がります。

盗みのコツ

 盗みで最も必要な能力は、技能の「手先の早業」です。能力値は敏捷力が必要になります。ローグLv.1・6とバードLv.3・10で技能の習熟ボーナスを2倍にできる効果を得られるので、これらを利用して強化します。隠密の技能も上げておくと良いでしょう。また盗みが気づかれた時に威圧が高いと誤魔化せたりできます。
 次にLv.3のバード、クレリック、ドルイド、ソーサラーで覚えることができる「能力強化」という呪文を使用することで任意の1つの能力値判定を有利にすることができます。「能力強化」は別のキャタクターにまかせても大丈夫です。また、Lv1のクレリック、ドルイド等が習得できる「導き」で+1d4のボーナスを得られます。またバードは「バードの声援」を使用することで1回だけですが能力判定にボーナスを得られます(バードのレベルで変化)。
 その他にも「手先の早業」にボーナスが追加される装備品もありますので、手に入れたら盗む時には装備するようにしましょう。
 盗むキャラは一人行動がやりやすいでしょう。ターン制に移行して盗むのがやりやすいです。
 盗んだ後はその場から離れましょう。盗まれたNPCが犯人探しを始めます。ターン制を終了し、マップから経由地点を使ってファストトラベルで逃げると良いでしょう。

 人が多くてうまく盗めない時に役に立つのが「初級幻術」と「使い魔獲得」の猫です。初級幻術や猫を使って人を移動させて視線誘導し、その間にターン制に移行して盗みましょう。また「濃霧」で周りから見えなくすれば置いてあるもの等も簡単に盗むことができます。

 お金を盗む時は、金額を分割して減らすことで難易度を下げることができます。取引画面で「取引」から「交換」に変更すると相手の所持金が表示されますので、相手のお金を分割してから盗んでみましょう。相手にもよりますが200Gぐらいならそれほど難しくないでしょう。何度も行えば全額盗めます。
 盗みの難易度が高いアイテムは、普通に購入してからお金を盗めば実質コスト0でアイテムを手に入れることができます。

 盗みがバレた時用に変装しておくのも効果的です。盗みがバレて戦闘になってから逃走すると、普通ならそのNPCの盗んだキャラクターに対する態度が-45されるのですが、変装で別人になっていれば元の姿に戻ってから会話しても普通に接してくれて態度も変化していません。

一時的敵対

 盗みがバレた時などで戦闘になった時、敵のステータスに一時的敵対とある時は逃げて戦闘から離脱するか、非致死攻撃でノックアウトすれば殺さずに済ませることができます。ノックアウト(一時的)であれば大休憩後に復活していますが、イベントのあるNPCはいなくなる場合もあります。
 NPCのあなたへの印象(態度)が悪くなりますが、再び会話が可能です。取引できるNPCであればお金で態度を上げることもできます。

隠密状態から敵に発見される判定

 隠密状態から敵、または周りのNPCから発見されるかどうかは隠れている場所がどのような場所かどうかが大きく関係します。太陽のようなマークは隠蔽なしの場所になっており、赤で表示されるNPCの視線内に入ればすぐに見つかってしまいます。
 隠密しているキャラが影になっている場所にいると、太陽が半分隠れているマークになり軽度の隠蔽状態になります。この時に視線内に入ると隠密判定が行われ、成功すれば隠密状態を続けられます。隠密の難易度(DC)は相手の判断力と知覚で変化します。しかし暗視を持っている敵には発見されてしまいます。

隠れ身難易度(DC)=10+判断力修正値+習熟ボーナス(知覚に習熟している場合)

 濃霧の中などは重度の隠蔽状態になり、敵に近づきすぎなければ発見されることはありません。
 最も強力な隠密状態は当然ながら透明になることです。不可視化状態を見破る能力もあるので過信はしてはいけませんが。

大休憩、小休憩ってどんどんやっていいの?

 小休憩は、回復したい時にどんどんやって大丈夫です。
 大休憩はイベント進行中に行ってしまうと大休憩中にイベントが進行したことになり、失敗扱いで終わっていたりするので、明確にNPCが動いているイベント進行中は行わないほうが良いでしょう。それ以外では気にせずに大休憩を行って大丈夫です。
 また大休憩で発生する会話イベントもありますので、ケチりすぎもよくありません。大休憩に必要な野営物資は手に入りますし、大休憩することで商品に追加されるので大休憩ができなくなるなんてことはないと思いますので、呪文スロットがなくなった時等にはしっかり大休憩していきましょう。

パーティメンバーがついて来てくれなくなった!

 パーティメンバーのグループ化が解除されているのが原因です。グループ化をしましょう。
 グループ化の解除はパーティメンバーを別々に行動させたい時などに利用するものなので、グループ化が解除されているとパーティメンバーは他のキャラクターに追随しません。パーティメンバーのアイコンの間に隙間がある状態がグループ化が解除されている状態です。逆にアイコンがくっついている時はグループ化されている状態です。
 グループ化の解除はゲーム側で自動的に行われることがあります。一人で行わないと行けないイベントが発生した時や、小さな種族しか通れない場所へ入った時など、別々に行動する必要が出た時に自動的にグループ化が解除されます。再び一緒に行動できるようになったらパーティメンバーをグループ化しましょう。
 グループ化はキャラクター毎に可能なので、一人だけグループ化を解除したり、2-2で二手に分かれて行動することも可能です。

 全員グループ化されているのについて来てくれない時は障害物を越えることができないことが原因か、ゲーム側でついて行けるルートを発見できずに固まってしまったことなどが原因だと思われます。キャラクターの操作を切り替えるなどして、再びパーティメンバーが近くにいる状態になればまた付いてきてくれるようになると思います。

キャラクターが走ってくれなくなった!

 荷重になっていませんか?キャラクターの所持重量には限度があり、それ以上の所持重量になると荷重になり走れなくなります。筋力が高いと所持重量が増えます。
 筋力の高いキャラクターに多くの荷物をもたせるか、野営地に荷物を送って所持重量を軽くしましょう。アイテムは複数選択が可能ですので、不要なものをまとめて選んで一気に送ることができます。

準備編

レベルアップしよう

 このゲームはレベルアップに必要な経験値を獲得しても自動でレベルアップはしません。キャラクターアイコンにのマーク付いていたらレベルアップが可能になっていますので、レベルアップを選択してキャラクターのレベルを上げましょう。

ステータスの振り直しがしたい

 プロローグ終了後のACT1で「礼拝堂」という場所がすぐに見つかると思います。ここをよく探索してみましょう。入り口は複数ありますので、扉を解錠できなくても大丈夫です。
 なお、ここを無視してもいずれステータスの振り直しをさせてくれる人物と出会います。

パーティメンバー間で経験値に差が生まれた

 インスピレーションを得るとそのキャラクターのみに経験値が入るためパーティメンバーの間で取得経験値に差が生まれます。そんな時に経験値が少ないメンバーをパーティから一度抜けてもらい、もう一度入ってもらうと、パーティメンバー間の経験値が主人公と同じに保たれる機能のおかげで経験値の差がなくなったりします。

アイテムを整理したい

 アイテムの並び替えを指定した並び順で自動的に行なってくれる機能があります。最新取得順もあるためアイテム探しにも役立ちます。フィルター機能もあるので、探したいアイテムがある時は活用しましょう。
 また野営物資や錬金術アイテムは、専用の袋に自動で回収されるシステムがあるため、他のキャラクターに専用の袋を渡すとそのキャラクターが所持しているアイテムを自動的に回収してくれます。便利なので活用しましょう。

袋を活用しよう

 ポーション類など同じ種類のアイテムを一つの袋や箱にまとめて入れておくことで所持品を整理できます。袋や箱は中身だけでなくそのものを回収しておくと役に立ちます。また箱は即席の高台を作ることもできるのでガンガン回収しましょう。

アイテムを保管できる倉庫ない?

 野営地には旅人の箱という倉庫の役割をしてくれる箱があります。野営物資が多くなりすぎたり、使わないけど保管しておきたい手紙類などを入れておくと重量を減らせるので活用しましょう。旅人の箱には野営地に行かなくてもアイテムを送ることができるので、保管するだけなら野営地に戻る必要はありません。

頭防具・頭装備の非表示

 兜を装備してキャラの顔が見えにくいのが嫌、兜がダサくて嫌。そんな時は頭防具を非表示にしましょう。PC版であれば頭防具の上の部分をクリックすることで表示→会話中は非表示→非表示と変更できます。PS5版なら頭防具にカーソルを合わせて△ボタンです。パッド操作ならYボタンで変更できます。Rスティック押し込みでヒント表示をオフにすると見た目で変更されたのが分かりやすくなります。

売買を有利にするには?

 商品の売買には能力値の魅力と技能「説得」が影響してきます。アイテムの売買は魅力が高く説得持ちのキャラクターで行いましょう。
 また商人にアイテムを譲渡して態度(友好度)を上げるとより好条件で売買できるようになります。が、買った後にお金を盗めば良いので値段なんていくらでもよかったり……。態度(友好度)を上げるために寄付をした後に盗んでお金を取り戻せば無限永久機関で態度(友好度)を最高に上げることができます(サイテー!)。

 態度(友好度)はレベルが低い時のほうが少額で上げることができるので、ステータス振り直しでレベル1に戻してから譲渡すると簡単に態度(友好度)を上げることができます。レベル1なら400Gで態度(友好度)を0から100まで一気に上げることが可能です。それはつまりレベル1の時に態度(友好度)を1上げるのに必要なゴールドは「4G」ということになります。

アイテムを一括で売りたい

 アイテム取得時や整理する時に、売却したいアイテムを一括選択してサブコマンドから売却品に指定しておけば、売買時に「売却品を売る」で指定したアイテムを全て売ることができます。

商品の補充タイミングと商品の内容の法則

 消耗品などを一度購入したら二度と補充されないというようなことはもちろんなく、特定のタイミングで商品が補充されるようになっています。商品が補充されるタイミングは大休憩後とレベルが変更された時です。ステータス振り直しでレベルが1に戻った時とレベルアップした時両方で商品が補充または変更されます。誰のレベルが変更されても商品が補充または変更されます。
 商人の所持金に関しては大休憩後のみ補充されます。大量にアイテムを売りたいけど商人の所持金が足りない時は、野営物資を一切使わない不完全な休息を行って商人の所持金を補充させると良いでしょう。

 商品の内容は一部のアイテムを除き一定の法則性があるランダムなのですが、レベルによる法則性があり当然ながら低レベルの時に高レベルの巻物が販売されるようなことはありません。
 では、ステータス振り直しでレベル12とレベル1のキャラクターがいた時はどのようになるのでしょうか?それは大休憩またはレベルが変更された後に、初めてその商人と取引をしたキャラクターのレベルによって決まります。低レベルのキャラクターが初めて取引した時はそのレベル相応の商品になり、再び商品の補充タイミングになるまで誰が取引しても同じ内容になります。逆に高レベルのキャラクターが取引した場合は、パーティに低レベルの仲間がいても高レベルに相応しい商品の内容になります。
 これは特定のレベル帯で購入し易い物をたくさん購入したい時のテクニックに使えます。取引用のキャラクターを購入したい商品のレベル帯に変更し、他のキャラクターのステータス振り直しをしながら取引キャラで取引することで目的の商品を購入しやすくなります。

 悪い人はここで気づくと思いますが、アイテムをたくさん盗みたい時は誰かをステータス振り直しでレベルを1に戻してから盗みを行い、1つレベルを上げたらまた盗むを繰り返すことで簡単に大量のアイテムを手に入れることができます。もったいなくて消耗品が使えない?ハハハご冗談を、こっちには売るほどあるぜ?

汚れや血を落として綺麗になりたい

 石鹸やスポンジを使用すると、汚れや血を落として綺麗にすることができます。石鹸はゴブリンの野営地ワキーンズ・レストなどで、スポンジはゴブリンの野営地などで見つけることができます。何度も使うことができるアイテムです。

血液不足を治したい

 とあるイベントで発生する血液不足のデバフですが、これは状態異常を治すことができる「初級回復術」やパラディンの「癒しの手」で治すことができます。
 様々な攻略サイトで大休憩で治すのがおすすめと頭の悪いことを書いていますが、そんなことをしたら折角の「満足」バフがなくなってしまいます。このイベントはこれからは常時「満足」バフで強化できますよというイベントですので大休憩したら無意味です。大休憩後に毎回誰かを噛ませて「満足」バフで強化するものです。「初級回復術」は装備の効果で呪文スロットを消費せずに小休憩に1度使うことも可能ですし、呪文スロットを消費したくないのであればパーティに加えないキャラを噛ませれば良いのです。まともに噛める野営地の待機キャラがいないのであれば、傭兵を雇って噛みましょう。治す必要もありません。

リアクションの行動を取るかどうか選択したい

 リアクションで発動するアクションは、発動可能時に発動するかどうかの確認をする設定を行うことができます。自動にしてたら呪文スロットがなくなったなんてこともあるので、呪文書にあるリアクションのタブから「確認」にチェックを入れておくと良いでしょう。相手を倒したくない時にも、機会攻撃をオフにする等して調整できます。

マルチクラスができない

 複数のクラスを選択しながらレベルを上げることができるマルチクラス育成は、難易度「探検家」ではできないようになっています。マルチクラス育成をしたい場合は、難易度を変更しましょう。マルチクラスビルドをしながら難易度「探検家」で遊びたい場合は、レベルアップでマルチクラスをしたい時だけ難易度を変更し、その後に再び難易度を「探検家」に戻せばOKです。

 

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